2008年10月10日 ※開催概要はこちらから
今回のワークショップは、世田谷区による「鉄道跡地を利用した公共施設計画のアイデア」募集の締め切りが10月31日に迫っているため、市民や専門家がどのような形で、様々なアイデアを提案するかということについて、意見交換することが目的でした。
最初に、8月に実施した「シャレットワークショップ」による成果を5グループの学生たちに発表してもらいました。そして、各々のグループの名前を「チーム シモキタ2050」、「チーム しもきた無限大」、「チーム アトチにウメル」、「チーム シモニケーション」、「チーム 踏切が刻むShimokita Time」とすることが決まりました。これらは、それぞれ個別に提案することになりました。
次に、市民の北谷さんから、ご自身のアイデア提案の紹介がありました。これは、小さくてあまり評判の良くないアイデア募集の用紙をうまく利用して提案されたもので、これから提案の表現をしようと思っていた人達には、大きな指針と展望を与えてくれました。
そして、「あとちの会」として提案するたたき台の案の紹介がありました。これは「あとちの会」で市民や専門家が数ヶ月にわたって話し合ってきたことや「あとち利用の7原則」をもとに、世話役の関根さんと、顧問の小林先生が手書きで作成したものです。もと踏切があったところの交差点への要望や、水の利用などの意見が出され、最終案に盛り込んでいくことを確認しました。
最後に、一般の市民の方々のアイデアをJIA(日本建築家協会)世田谷地域会の建築家がお手伝いして表現するという趣旨でマッチングの場を設けましたが、市民の方から希望があまり出ませんでしたので、それぞれの建築家の方々からも優れた提案をしていただくという事で話がまとまりました。

「あとちの会」は、昨年末以来、今まで小田急線跡地の利用法について勉強会を重ね、防災機能を満たし、かつ市民の方々の要望を入れた具体的な提案を作ろうと努力してきました。それがいよいよ実を結ぼうとしていますが、こうしたアイデア提案が徒労に終わらず、専門家による検討委員会の評価を経て、世田谷区・小田急電鉄・東京都の三者協議の中で少しでも実現してもらわなくてはならないと思います。 また、「あとちの会」がコーディネートしたことにより、多数の注目すべき提案が提出されることが期待されていますが、そのことも良い結果に繋がってもらいたいところです。
※提案された内容は「あとちギャラリー」として掲載しています。